バラの植え方・育て方
作業月 | 育て方 |
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定植 | バラ大苗の露地への植え込み時期は、11月下旬から3月までの休眠期。それ以外はポット苗のまま根鉢を崩さず、大きめの鉢(10号〜12号)に植え、11月に植え替えます。 |
4月 | 追肥はリン酸・カリ分を多くし、即効性の液肥を2週間に1回施す。水やりは3日に1回。蕾が色づき始めたら、肥料は中止。あとは、水をたっぷりやる。黒点病・ウドンコ病が出始めるので、早めに薬剤散布。 |
5月 | 花の咲きがらを早めに処理する。追肥は一番花が終わったころ、化成肥料を施す。病害虫防除やウドンコ病対策。水やりは、土の表面が乾いたら行う。 |
6月 | シュート処理や花の咲きがら処理を行う。追肥は下旬ごろ一回。黒点病・ウドンコ病・アブラムシに注意。雨が続くようなら鉢を軒下などに取り込む。 |
7月 | 追肥は一回化成肥料を施す。アブラムシ・カミキリ虫など害虫が多発するので、早期に予防対策。昼間の強い陽射にあてると根が傷むので、置き場所に注意。 |
8月 | 水やりの励行。夏剪定(25日〜9月5日頃までに)の前に、秋バラに備え化成肥料・油粕・骨粉などを施す。台風に備え、支柱の準備。ハダニ対策の薬剤散布。 |
9月 | 秋バラのための整枝と剪定は5日頃までに終了。芽の伸長にあわせて追肥を実施。秋雨に入る前に病気の予防(特に台風前後は薬剤散布が必要)。 |
10月 | 開花中は、雨よけをすると花が長持ちする。水遣りは花が開くまで毎日実施し、中旬からは表面が乾いたらやる。追肥は化成肥料を施す。花の咲きがら処理を行う。下旬からは苗の植え付け適期。 |
11月 | 花の咲きがら処理。黒点病・ウドンコ病の予防。落葉・病葉の処理。水遣りは、週に2回〜3回(乾いたら)。お礼肥は、花が終わったものに1000倍の液肥を週に1回。 |
12月 | 大苗の植え付け、鉢替えの適期。つるバラの整枝・誘引を行う。下旬に石灰硫黄合成剤8〜10倍液を散布する。12月〜3月は温度が低いので、マルチングなど防寒対策を行う。 |
1月 | 害虫特に黒点病・ウドンコ病・カイガラ虫などの防除対策を行う。追肥は中旬〜下旬までに、表面にまぶす。水遣りは3日に1回程度。ただし降雨量の少ない時は、十分に行う。 |
2月 | 冬の剪定は枯れ枝・細い枝・老化した枝を切り取り強健な枝だけを残すようにする。中旬頃に、追肥として化成肥料を全面散布し、軽くすき込む。水遣りは3日に1回程度。 |
3月 | 芽の伸長にあわせて、黒点病・ウドンコ病の予防とアブラムシの殺虫に重点を置き、適期に薬剤散布をする。12月いっぱいに行ったマルチングは、3月いっぱいで除去する。 |