雑学帳 |
草花を観賞する中で調べたり、見聞きしたことをメモしてみます。すぐ、忘れますので(^^)
ただし、知っていても何の得にもなりません。
モダンローズとイングリッシュローズ 19世紀の始め、ナポレオンの奥さんのジョセフィーヌは、世界中から250種類以上のバラを集めてマルメゾンの庭園をつくり、以後わずか20年足らずの間に4800種類以上の品種を創出しました。 このマルメゾンのバラ園で育った多くの育種家たちは、彼女の死後独立し各種のバラを生み出していくわけですが、1867年「ラ・フランス」の誕生によりモダンローズの幕開けとなります。 モダンローズには、四季咲き大輪系のハイブリッド・ティーローズ、四季咲き中輪系のフロリバンダローズの他、ミニチュアローズやつるバラ系があり、次々と新しい品種が生まれてきました。 そして、1970年代に入りイングリッシュローズの登場で、芳香・花形・色彩と、さらなる進化を遂げているわけです。 |
日本水仙(雪中花) ヒガンバナ科スイセン属 室町時代、中国から渡ってきました。中国では(旧)正月に咲くめでたい花として、また「水仙」とは、水の仙人であり、崇高な花として珍重されています。 ギリシャ神話で、美少年ナルシッサスが、水面に映るわが姿に見とれ、そのまま花になったのが水仙だということです。水仙の英名はnarsissus。自分の美貌に酔いしれる人をナルシストと呼ぶ語源は、ここから来ているということです。 |