草花を観賞する中で調べたり、見聞きしたことをメモしてみます。すぐ、忘れますので(^^)

ただし、知っていても何の得にもなりません。

ボケ(木瓜)
冬の真っ只中に花をつけるボケ。特に”寒ボケ”と呼ばれるボケの仲間は”報春の花”として知られています。こんなに可憐な花が、どうしてボケという名前が付いているのでしょう。
その名の由来は、その実が大きいところから瓜に見立て、木になる瓜だというので”木瓜”、これを音読みしてモククツワ=モケと呼んだのが、転じてボケとなったと言われています。
また、”器量よけれどわしゃボケの花、神や仏に嫌われる”という俗謡は、ボケにとげがあるので、神仏への献花に用いられないことを指していますが、反面、厄介者扱いされるほど 丈夫な木ということでもあります。ボケの実は、黄色に熟すると甘い香りを放ち砂糖菓子や果実酒に使われ、また、薬効もあるといわれています。
スノードロップ(花言葉:希望)
大昔、禁断の実であるリンゴを食べてしまったアダムとイブは、降りしきる雪の中へ、エデンの園を追い出されてしまいました。悲しむイブを天使はかわいそうに思い、雪の一片に息を 吹きかけ、もうすぐ春が来ますから絶望してはいけませんという言葉を残して姿を消しました。すると、その後に乳白色のこの花スノードロップが咲いたということです。 このことから、スノードロップには”希望”の花言葉がつけられました。
もう一つ、天地創造の時、雪には風や雨のようになんの色もついていませんでした。雪は神のもとに行き色を下さいと頼みました。すると神は花に色をもらうよう薦めました。この時、花たちは自分の色を分けようとしなかったのですが、スノードロップだけが、自分の白い色を分けてあげました。それ以来スノードロップは雪の花と呼ばれるようになり、冬の寒い時期に、他の花に先駆け花を咲かせるようになったのは、雪の恩返しなのだと言われています。(ドイツのお話)

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